VOLTA
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※テキストはWikipedia より引用しています。
VOLTAは必要なくなった電池のリサイクル事業を行っています。対象となるのはリチウムイオン電池とニッケル水素電池が中心で、その他にも正極板や負極板など電池周辺の器具のリサイクルも可能です。リチウムイオン電池は民生用であれば、スマートフォンに使用されているラミネート型や電気自動車用のシリンダ型など、幅広く対応できます。大型の場合は車載用や産業用備蓄電池などが対象です。電池を回収する主な目的は、電池に使用されている金属素材の再利用です。電池の名前にもなっているリチウムやニッケルを始めとして、正極に使われるアルミや、負極の集合体になっている銅なども再利用します。さらにその他にも、銀や亜鉛といった金属も、将来的な回収を視野に入れています。そういった金属を再利用できれば、新しい市場で活用できる可能性が高くなります。実際の金属回収のためには、2011年から培ってきた技術を導入します。電池はまず取り付けられている製品から電池のみの状態まで解体し、使い道がまだあればそのまま売却を行います。もし電池として使用できない場合は、放電と乾燥処理を施した後、破砕して再利用のための粉末に作り変えます。電極の場合はそのまま再利用することがまずないため、すぐに破砕をして素材へと変わります。この一連の流れの中でも、VOLTAは特に破砕と選別を強みとしていて、徹底した作業を行います。そんなVOLTAは一部上場している企業のグループ会社で、大手基準の管理体制で処理をしています。そのため安全性が高いと言えるでしょう。そしてそのグループ内には、世界中でリサイクル資源の輸出入を行う会社や、コンテナ物流を行う会社もあります。そういった会社と協力することで、国際的な基準でのリサイクルも可能です。また電池だけでなくOA機器やプラスチックなどのリサイクルもできるので、電池単体ではなく何らかの部品として組み込まれていたり、付属品があったりする場合にも対応できる可能性があります。